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ADHDの息子を持つ母がカウンセラーに相談した体験談:心の整理と前向きな一歩

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教育のそなえ
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はじめに

そなえ
そなえ

先日学習に集中できない息子について、カウンセラーに相談をしてきました。
結果、うちの息子はADHDのグレーゾーンと言われました。

ADHD(注意欠如多動症)の子供を持つ母親としての経験は、喜びと同時に多くの困難を伴います。特に、日常生活や学校での課題に直面する中で、専門家のサポートを受けることは非常に重要です。本記事では、私がADHDの息子を持つ母親としてカウンセラーに相談した体験を通じて、どのように心の整理を行い、前向きな一歩を踏み出したのかをお伝えします。

1. ADHDの理解と息子への影響

ADHDとは、注意力の持続が難しく、衝動的な行動や多動性が特徴の発達障害です。息子が診断を受けたとき、私は多くの情報を集め、彼の特性を理解しようと努めました。しかし、実際にはその理解が難しく、日常生活でのストレスが増すばかりでした。

  • 学校での問題:授業中に集中できず、宿題を忘れることが多かったため、教師からの注意を受けることもありました。これが息子の自己肯定感に影響を与え、ますます学習意欲が低下してしまいました。
  • 家庭での葛藤:家でのルールを守れないことが多く、私たち親もどう対応すればよいのか分からず、時には感情的になってしまうこともありました。
そなえ
そなえ

漢字プリントをやっても5分と集中力が続かない…声をかけると癇癪を起こす🥹
しまいには紙を破ったりプリントは真っ黒で気付けは1時間この状況…

このような状況を改善するために、カウンセリングを受けることを決意しました。

2. 事前調査 本人にWISK(ウィスク)-IV検査という知能検査を受けてもらう

息子の学校で、臨床心理士の先生がWISK(ウィスク)検査を実施してくださいました。
本人には詳しいことは伝えず、違う先生とお勉強をする日と伝えてくださっていました。
その日の本人の感想は「テストしたんだけど、難しかった。」との反応でした。

⒊ カウンセラーとの初対面


カウンセリングは学校で実施してくださるとのことで、予約をした日、私は緊張しながら学校に向かいました。そこでの面談は非常に重要なものでした。

  • オープンな雰囲気:カウンセラーは、私の話に対して非常に丁寧に耳を傾けてくれました。私の悩みや不安を一つ一つ理解しようとする姿勢に、少しずつ心が軽くなっていくのを感じました。
  • 具体的な質問:カウンセラーは、息子の行動や学校での様子について具体的に質問をしてくれました。これにより、自分自身の考えを整理する機会となり、問題の本質を見つめ直すことができました。
  • 検査結果の報告:息子はワーキングメモリーが低いという結果が出ました。検査結果についても1項目ごとに詳しく教えてくださいました。
そなえ
そなえ

そういえば、息子は「僕の頭は3つのことしか考えられない」と話していたことを思い出しました。

4. 自己理解と感情の整理

カウンセリングを通じて、私は自分自身の感情を整理することができました。

  • 感情の受容:息子のADHDに対する私の感情—不安、怒り、悲しみ—を受け入れることができました。これまで「良い母親でなければならない」というプレッシャーに悩まされていた私にとって、感情を認めることは大きな一歩でした。
  • ストレス管理:カウンセラーからは、ストレス管理の方法についてもアドバイスを受けました。深呼吸やマインドフルネスの実践など、日常生活に取り入れやすい方法を教えてもらい、少しずつ実践するようになりました。
  • 息子自身ができることを一緒に考える:カウンセラーさんと一緒に息子ができることはないか考えました。ワーキングメモリーが低いとのことでしたので、アイデアが思いついた時にはメモを取ることや、今読んでいる場所に指を置いておく。など小さなことでもいいのでやってみましょう。とのことでした。

5. 息子とのコミュニケーションの改善

カウンセリングで得た知識をもとに、息子とのコミュニケーションを見直しました。

  • ポジティブな声かけ:息子の行動に対して否定的な言葉を使うのではなく、ポジティブな声かけを意識するようになりました。「すごいね!」や「よく頑張ったね!」といった言葉が、彼の自己肯定感を高める手助けになりました。
  • 具体的な指示:息子が理解しやすいように、具体的な指示を出すことを心がけました。例えば、「10分間だけ宿題をやろう、その後は休憩しよう」といった具合です。
  • メモを取れる環境づくり:何か頭に浮かんだらすぐにメモが残せるように、部屋にいくつかメモ帳を設置することにしました。

5. 学校との連携

カウンセリングを受ける中で、学校との連携の重要性も学びました。

  • 教師とのコミュニケーション:学校の教師と定期的に電話や連絡帳で連絡を取り、息子の様子を共有することが大切です。教師も息子の特性を理解し、適切にサポートしてくれるようになりました。

6. まとめと今後の展望

カウンセリングを通じて、私は多くのことを学びました。ADHD疑いの息子を持つ母親としての苦労や葛藤を理解し、受け入れることができたことで、まだまだではありますが、少し心の余裕が生まれました。
そして、息子とのコミュニケーションや学校との連携を強化することで、彼の成長を見守ることができるようになりました。

これからも、カウンセリングで得た知識や技術を活かしながら、息子と共に成長していきたいと思います。ADHDの特性を持つ子供たちに対する理解が深まることで、彼らの未来がより明るくなることを願っています。

参考文献

  • 中村, 一郎. (2021). 「ADHDの子供を育てるためのガイド」育児心理学.
  • 佐藤, 美和. (2020). 「子供のADHDを理解する」教育心理学ジャーナル.

本記事が、ADHDの子供を持つ親にとっての一助となれば幸いです。あなたも一緒に前向きな一歩を踏み出しましょう。



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